温泉のデパート 登別温泉
日本を代表する温泉地。登別温泉は支笏洞爺国立公園内にあります。
近くには日本有数の透明度を誇る倶多楽湖があります。
登別温泉近郊もふくめ飲泉ができるところは3か所あります。
そしてその3つは重曹泉、硫黄泉、単純温泉と種類の異なる泉質の湯を楽しむことができます。
登別第一滝本館 飲泉処ゆのか
5本の自家源泉を持ち、寝湯、打たせ湯、歩行浴など多種多様な温泉の利用法を提案している第一滝本館。
さすが、飲泉所も整備されています。
泉質: ナトリウム・カルシウム・マグネシウム- 塩化物・炭酸水素塩泉
(中性低張性高温泉)
温度:56.4度
塩味の中にほのかな甘みがありとても飲みやすい味。暖かさで体がぽかぽかします。
隣には冷水(滝本のおいしい水)もあり、温泉と交互に気軽に水分補給ができます。
夢元 さぎり湯前 登別観光協会
登別温泉街にある日帰り入浴施設のさぎり湯前にも飲泉所があります。
看板を見ると登別観光協会が設置したもののようです。
湯かけ鬼蔵の石像がインパクト大。
泉質は明記されていませんが、かなり硫黄の香りが強いので硫黄泉かな?
酸性の酸味と硫黄の香り。まずい、と素直に思ってしまう濃い味。
このタイプの泉質を飲用できるところは少ないので貴重です。
夢元さぎり湯の湯を使っているとすると、
酸性ー含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉 (白濁、硫黄臭)の泉質でしょうか。
登別カルルス温泉 森の湯山静館
登別温泉から車で15分ほどのカルルス温泉 森の湯山静館にも飲泉所があります。
男女それぞれの内風呂に飲泉所があるとのこと
泉質:単純温泉 (pH数値7.2 無色透明・無味・無臭)
ちなみに、登別カルルス温泉はチェコのカルルスバード(カルロヴィヴァリ)の泉質に非常に似ていることから名前が付けられたとのこと。
ここの温泉を飲んで飲泉の聖地である世界遺産の温泉地に想いを馳せたいですね。
以上が登別近郊の飲泉所まとめでした。
一大温泉地なのに3つだけとはすこし少ない気もしますが、飲泉基準の厳しいこの国で種類の異なる泉質の飲泉を楽しむことができるのはうれしいですね。
登別 地熱あれこれ
登別温泉は、温泉の源泉数が多いだけではなく、間欠泉、温泉街もあり天然の温泉の川の足湯まであります。
日本が火山大国であることをリアルに体感できる土地なのではないかと思いました。
間欠泉 (源泉公園)
源泉公園は地獄谷のすぐ近く、第一滝本館の前にあり間欠泉は3時間ごとに吹き出していて、
一回吹き出すと50分程度続くようです。
ふき上がり方は数10センチから8メートル。
もうもうと立ち上がる湯気、硫黄臭に圧倒されます。柵に囲まれているので危険は無かったです。
大湯沼天然足湯
地獄谷から車や徒歩でアクセスできるところに川が温泉になっている足湯があります。
大湯沼から流れ出た温泉水が川となっており、足湯とマットが整備されているので気軽に立ち寄ることができます。
朝の散歩やチェックイン前後にぴったりのアクティビティです。
温泉街
温泉街ではシンボルの鬼がいたるところに見られたり、お土産屋さんがならんでいます。
おまけ 鬼 だらけの温泉街
登別には至る所に鬼がいます。
そして鬼のバリエーションが様々で見つけるだけでも楽しいです。
国際観光コンベンション協会と市役所の共同発行
鬼もかわいい