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薬剤師ぷふまる
旅と温泉が好きな薬剤師です。
温泉はとくに炭酸泉が大好き。泡が付けばつくほど喜びます。

このブログでは、温泉の中でも温泉水を飲む「飲泉」に注目して、薬剤師目線で書いていきます。

【子連れ銭湯】十條湯でほぐれ、喫茶深海にて深まる★★★

喫茶深海 深海ゼリー

子供と一緒に銭湯に行くというのは実はハードルが高かったのです。
温泉の非日常とはちがい日常にある銭湯。
「子同伴の湯道」は道半ば。無理して子連れで銭湯に行かずともよいのではないか、と。

ですが、存在を知ってからどうしても行ってみたかった銭湯が東京都北区にある「十條湯」。

ここは喫茶室が併設されていて(近くにあるというわけではなく一体化)、わたしの好きな要素があふれすぎています。

喫茶室、タイルの壁画、ぬる湯、クリームソーダ、深海。

ああ好き。

目次

東京都北区「十條湯+喫茶深海」

「お風呂上りにアイス食べようね。」の誘い文句でてくてくお散歩。
40℃のぬる湯があることはチェック済み。小さい子ども連れでも安心。

十条駅からゆっくり歩いて10分程。にぎやかな商店街をぬけて住宅街の中にあります。
「ゆ」ののれんと喫茶室のレトロな内装が外からチラ見え。

一見手動の自動ドアを抜けると番台があります。

喫茶深海の看板
建物横の看板

完全にデザインされているフォントはカタカナ覚えたての子にどのように映るのか。

圧巻のタイル画を見ながらの入浴

番台を通り、脱衣所にはレトロな体重計の隣におむつ替え台。
おむつ替え台の下にもロッカーがあります。これは便利。

浴室の種類は多くはないですが必要十分。
あつ湯44℃、ぬる湯40℃(浴槽+ジェット風呂)、水風呂、サウナ(別料金)、洗い場、立ちシャワーブース

浴室に入った瞬間、魚のタイル絵に見ほれます。
どこかで見た魚、どこでも見たことがないような魚。

「お母さん、カニ」という子の声に、何かなと見下ろすと排水溝がカニ。言われないと気が付かなかった。

ぬる湯をしばし一緒に楽しんだ後、壁の喫茶メニューに夢中な子を見守りながら隣のあつ湯に挑戦。
相変わらずあせあせしながらの入浴だがじんとしみこむ熱い湯。
あつい湯に耐えながら視界に入る光。
浴室床のタイルはパール調で、水に濡れて光がさしている。

この光だけで、いい昼下がりと思える。

ぬる湯のジェットを楽しむ子の対面に座り見守る。

見上げればタイル画。
ざらざらな質感のタイルの中につるりとした釉薬のタイル、金色のタイルが散りばめられている。
金色のタイルが光るうろこのよう。

あ、にじうおだ。にじうおから光るうろこを分けてもらった魚たちだ。友情がタイル画にあふれているんだ。

そして魚のしっぽは鋭角。喫茶「深海」のフォントはこの魚のしっぽからきているのかな、なんて。

もう少し考えたかったところに、もう出たいという子。潔くあきらめてでる。

喫茶「深海」

喫茶室は運よく空いていて、子と2人カウンターへ。

喫茶深海内装
立体感のある壁紙から深海の雰囲気がでている

喫茶室の備え付け本棚には子供用絵本もあるので待ち時間も楽しい。
子供の絵本に付き合いながら店内の壁紙と絵を凝視。深海だ。クリームソーダだ。

そうこうしているうちにフォトジェニックな深海ゼリーとバターの香りが空腹に沁みるたまごサンドが到着。

喫茶深海 深海ゼリー
喫茶深海深海ゼリー
ほんのりサイダー感
喫茶深海たまごサンド
からしマヨネーズは子ども仕様の普通マヨネーズにしてくれました

うれしそうにたまごサンドをほおばる子と、番台のお姉さんの赤い金魚のピアスのゆらぎを眺めながら至福の時間。

限られた設備の中で至る所に気配りが感じられて心地の良いお湯、空間でした。

ごちそうさまでした。


他にも湯上りにぴったり&子供うけメニューたくさん

喫茶深海コーヒー牛乳
コーヒー牛乳
喫茶深海 クリームソーダ
深海クリームソーダ
喫茶深海 クリームソーダ
メロンソーダ 完璧なビジュアル

子連れ湯めぐりチェックポイント

こども料金割引〇 大人一人につき未就学児2名無料
ぬる湯浴槽(41℃以下)
浴室ベビーチェア×
脱衣所子供用おもちゃ×(喫茶室に子供向け絵本あり)
脱衣所ベビーベッド△(おむつ替え台あり)
シャワー固定
カラン温度調節〇(シャワーは温度固定)
ドライヤー〇(2分20円、持ち込み可)
売店(子供向け商品)◎(喫茶室はメニュー豊富)
その他「十條湯親子スタンプカード」あり
十條湯親子スタンプカード
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この記事を書いた人

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