MENU
薬剤師ぷふまる
旅と温泉が好きな薬剤師です。
温泉はとくに炭酸泉が大好き。泡が付けばつくほど喜びます。

このブログでは、温泉の中でも温泉水を飲む「飲泉」に注目して、薬剤師目線で書いていきます。

ドイツ最高峰ツークシュピッツェへ 子連れで「ぶらり」絶景散歩

ツークシュピッツェ頂上

ヨーロッパの山といえばアルプス山脈。
スイスの登山鉄道が有名ですが、ドイツの最高峰ツークシュピッツェ(Zugspitze) にも登山鉄道があり、
「赤ちゃん連れ」で「ぶらり」とほんとうに散歩のように行けてしまうのです。

ドイツの最高峰ツークシュピッツェは標高2962m。
その景色は素晴らしく、まさしく絶景としか言いようがありません。

目次

ドイツ最高峰ツークシュピッツェ山頂への行き方

日本からも直行便があるドイツの観光の拠点ミュンヘンからふもとの駅まで電車で1時間半、
登山鉄道とケーブルカーを駆使して十分日帰りでドイツ最高峰まで行けてしまいます。
一番大切な天気さえ条件が合えば、ベビーカーでも絶景を楽しむことができます。

ミュンヘン中央駅から最寄り駅ガルミッシュ・パルテンキルフェンまでは普通電車で1時間半

東京にお勤めの方の中には、いつもの通勤で1時間半電車に揺られるという方も少なくないのではないでしょうか。
なんとその時間で都会のミュンヘンからアルプスのふもとまで行けてしまうのです。
車窓はどんどん変わっていき、突如としてアルプスの山が姿を現します。

ミュンヘン中央駅
ガルミッシュ・パルテンキルフェン行きの電車は1時間に1本程度あります
ガルミッシュパルテンキルフェン車窓
何か畑の奥に突如「どーん」姿を現すアルプスの山々
ガルミッシュパルテンキルフェン駅
とても覚えづらい駅名なので
「ダルビッシュ、ぱるるきてへん」で覚えよう。

ガルミッシュ・パルテンキルフェン駅からケーブルカーまでは登山鉄道で

ガルミッシュ・パルテンキルフェン駅からバイエルン・ツークシュピッツェ登山鉄道(ZugspitzBahn)に乗り換えます。
大部分の方はこの鉄道に乗るので、人の波に乗っていく他力本願の姿勢で問題ないでしょう。
ただし、タッチの差で座れないこともあるので記念撮影はほどほどにして素早く列に並ぶことをお勧めします。

ちなみにジョージの地獄谷に行くには途中駅のHammersbachがスタート地点です。

ガルミッシュパルテンキルフェン駅

出発すると、どんどん迫ってくるアルプスの山の迫力に圧倒されます。
こんなところをパラグライダーで飛んだら気持ちいいんだろうな。

ガルミッシュパルテンキルフェン駅登山鉄道の車窓
雲の流れが速く、山頂の天気が気になりすぎる

アイブゼーから頂上までの行き方二つ:登山鉄道かケーブルカーか

途中乗り換えた後、2種類のアプローチがあります。

・登山鉄道でツークシュピッツプラット駅まで行きロープウェイに乗り換えて山頂に行く方法

・アイブゼー(Eibsee)からケーブルカーでダイレクトに山頂に行く方法

私は、行きはEibsee駅から一気にケーブルカーで山頂まで行き、帰りは登山鉄道で降りることにしました。

帰りのケーブルカーは登山鉄道に比べて混雑しており待ち時間がかなり長くなるので、行きにケーブルカーに乗るのがおすすめです。(ピークシーズンはどちらの経路も混雑するので、時間に余裕を持って行動しましょう。)

ツークシュピッツェ山頂へいくケーブルカーからの景色がやばい

ガルミッシュパルテンキルフェン駅ロープウェイ駅
ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ
ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ
Eibseeが美しい 水位と日当たりによって色が違って見えます
ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ
完全に頭の中はドラクエの世界
ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ

これほどまでに明確なる森林限界はさすがアルプス。

ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ
急勾配をグングン上っていく。
幻覚で登山部のイモトさんがいるような気がする。

ドイツ最高峰ツークシュピッツェ山頂

15分くらいの乗車でおよそ2000mを登りきる。

ドイツ最高峰ツークシュピッツェ  はい、着きました。あとは絶景を楽しむだけ。

360°の大パノラマとはこのことか。

ツークシュピッツェ頂上
どこまでも広がる山
雲の動きを目で追いながらずっと見ていられる風景
少し視線を落とすと緑の森が広がる

公共交通機関だけを乗り継いでここまで来られてしまいます。

まさにぶらり絶景散歩。

高齢者から子供連れまで様々な人が楽しめます。
山頂でもやることがたくさんあり、意外にも忙しく回ることになりました。

2900mで頂上ビール

ガルミッシュパルテンキルフェンロープウェイ頂上
山頂駅にレストランがあるので絶景を眺めながらビールを楽しむことができます。

本物の頂上へ行く(季節限定)

頂上の展望台近くに本当の頂上があります。
金色の塔が目印。

積雪や天気によっては山頂が解放され、自己責任のうえで登ることができます。

急斜面の岩場のため、登山靴が推奨されます。

近く見えますが岩場を登る斜面の難易度はたかいので軽視しないようにしてください。

ツークシュピッツェ頂上
ガルミッシュパルテンキルフェン頂上へ
別の時に行った時はサミットへの扉は閉じ
ていました
岩肌を登り降りして頂上を目指します。

山頂展望台をうろうろする

展望台は360°パノラマのためどの方向も素晴らしいです。

一周見て回るのも楽しい。

はるかイタリアまで見えているとのこと
山頂展望台はドイツとオーストリアの国境になります
ガルミッシュパルテンキルフェン
こちらはバイエルン(ドイツ)側
こちらはチロル(オーストリア)側
モニュメントも点在

ぼーっとパノラマを眺めて宇宙に想いを馳せるのもよしです。

記念写真を撮る

ツークシュピッツェ頂上写真

山頂付近に見慣れないボタンがあったのでとりあえず押してみました。特に押した反応もなく、押すこと数回。

よく読むとボタンを押して5秒後に写真を撮ってくれるフォトサービスだったのです。
建物上部にカメラがあり、ボタンを押してから撮影スポットに行きポーズ撮ってね、というもの。

あとでホームページからダウンロードできます。記念におすすめです。

ツークシュピッツェ頂上写真

ツークシュピッツェ山頂から帰りはロープウェイと登山鉄道で下山

そのまま行きと同じケーブルカーで帰っても良いのですが、混雑回避&別ルートが気になるのでロープウェイと登山鉄道で下山します。

ロープウェイも登山鉄道もかなり混み合うので早めの行動を
こちらも急斜面

この駅でも休憩できます。

Top of Germany かっこいい
ツークシュピッツェ頂上
地下水でしょうか。かなり冷たく気持ち良いです
どこを見ても雄大
残雪でそり遊びをする風景はなんとも平和

登山鉄道

登山鉄道はほとんどがトンネルの中を通ります。

景色は楽しめませんが急勾配を下る電車にテンションが上がります。

トンネル内の急斜面を降ります

帰りはまたアルプスの車窓を眺めながら帰路に着きます。

3000m級の山に日帰りで行くことができる、とても贅沢なぶらり旅。おすすめです。

ツークシュピッツェに子連れで行く際に気を付けたい事

・頂上付近は寒いです。写真では半袖短パンの人もいますが天気の急変に備えて脱ぎ着できる防寒具は必要です。
・天気が良い時は特に強い紫外線に注意が必要。日焼け止めを塗り、サングラスをもっていくのもおすすめです。
・雨具。山の天気は変わりやすいです。簡単に行けるといってもそこはドイツ最高峰。天気の急変に備えて雨具があると安心です。
・ベビーカーでも散策は可能です。しかし階段も多いため抱っこ紐の方がよいでしょう。
・頂上のレストランにはオムツ交換台のあるトイレがあります。

山頂付近にもベビーカーが

https://zugspitze.de/en

最新情報は公式サイト(英語)で確認しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

旅と温泉が好きな薬剤師です。
温泉はとくに炭酸泉が大好き。泡が付けばつくほど喜びます。

このブログでは、温泉の中でも温泉水を飲む「飲泉」に注目して、薬剤師目線で書いていきます。

目次